フリーランスは本来業務だけでなく、会計や営業などすべての作業を一人で行わないといけない。特に営業は時間も手間もかかるもので、おろそかにしていると新規取引先がなくなり業務量が減ってしまう恐れがある。そのため、本来業務に関する知識だけでなく、営業力も磨いていくべきなのだ。
フリーランスとして押さえておきたい営業としては、オンライン営業が有効と言える。自己PRにつながるブログやオリジナルサイトを立ち上げたり、SNSで情報を発信したりする方法である。あまり費用をかけずにでき、一人でもある程度効果が期待できるためフリーランスに向いているのだ。
また、セミナーや交流会に参加するといった活動も営業につながる。多くの人と知り合ってビジネスチャンスを作る機会を得られるので効果的と言える。
同時に積極的に自分の仕事をアピールする営業力も磨いていきたいものである。そのために、今までに手がけたプロジェクトをまとめたポートフォリオを作っておくのはとても良い方法となる。
そのほか、名刺を用意したり独自ドメインのメールアドレスを作ることも欠かせない。こうした営業ツールをうまく使いこなすことがフリーランスとして成功する鍵を握るだろう。
一方で、フリーランスはあまり営業に時間をかけられないというのも現実だ。
そこで、フリーランスエージェントや営業代行といったサービスを使うのも良いだろう。また、クラウドソーシングで仕事をすぐに見つけられるように、複数のサービスに登録しておくのも役立つ。
自分で営業をしたいのであれば、個人向けの営業支援ツールも提供されているので、メールやオリジナルサイトなどを効率よく作成、運用していくのに助けとなるはずだ。